舌下免疫療法

舌下免疫療法

アレルギー性鼻炎とは

アレルギー性鼻炎アレルギー性鼻炎とは、透明のさらっとした鼻水、鼻づまり、発作的で連発するくしゃみの3つの症状を主とするアレルギー疾患です。
そのほかにも、喉のかゆみやイガイガ感、皮膚のかゆみ、頭がボーっとするなど、鼻や眼以外の症状が現れる人もいます。

主な原因として、空気中に浮遊する花粉やダニ、ハウスダストなどの原因物質「アレルゲン」を吸い込み、その成分が鼻の粘膜から体内に入ることによって起こるアレルギー反応です。

アレルギー性鼻炎には、スギやヒノキなどの花粉が原因となり、毎年同じ季節に起こる「季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)」と、ハウスダストなどが原因となり、季節に関係なく年間通して起こる「通年性アレルギー性鼻炎」があります。

喘息(ぜんそく)とアレルギー性鼻炎の関係

アレルギー性鼻炎は喘息(ぜんそく)発症の独立した危険因子であると共に、喘息の症状・治療にも密接に関係し、”One airway, One disease”として関連深い疾患の一つです。

アレルギー性鼻炎の患者様がアレルゲンを吸い込むと、喘息が悪化することが指摘されており、また鼻炎の治療を行うことで喘息が改善することが知られています。

このため喘息の治療としてアレルギー性鼻炎の治療を合わせて行うことはとても大切です。

治療法には抗ヒスタミン薬(内服薬、点眼薬、貼付薬)、ロイコトリエン拮抗薬(内服薬)、ステロイド(内服薬、点鼻薬、点眼薬)、漢方薬がありましたが、ここに舌下免疫療法(スギまたはダニ)という体質改善を目的とした新たな治療法が加わりました。

体質改善という新たな治療に取り組みたい方はこのページをお読みになった上で当院までお越しください。

舌下免疫療法とは?

2014年にスギ、2015年にダニの舌下免疫療法が保険適応となり、スギまたはダニを原因としたアレルギー性鼻炎の治療法として使用できるようになりました。

舌下免疫療法とは

免疫療法とは、アレルギーの原因となるアレルゲン(ここではスギとダニです)を少ない量から体内に入れ、徐々に増量していくことで、体をアレルゲンに慣らし、症状を和らげたり根本的な体質改善を目指す治療方法です。

舌下免疫療法の治療薬

スギ舌下免疫療法 シダキュア

スギ舌下免疫療法の治療薬には、
体に安全な低量の医療用のスギ花粉抽出物が含まれています。

ダニ舌下免疫療法 ミティキュア

ダニ舌下免疫療法の治療薬には、
ヤケヒョウヒダニとコナヒョウヒダニが50%ずつ含まれています。

この治療薬を舌の下(舌裏)におくとすぐに唾液で溶けてなくなります。その状態で1分間飲み込まずに舌の下で保持し、その後飲み込みます。

この治療を基本的に毎日行います。何日も行なわなかったり、したりしなかったりを繰り返しますと、効果が少ないだけでなく安全性に問題が出るため、少なくとも1週間に5日間は行って下さい。治療を継続しながら定期的に受診し、効果はどの程度出ているのか、副作用は出ていないのか等確認していきます。

また、短期間で治療を終了すると、治療終了後の効果が持続しないため、3年以上(お勧めは5年)を目標として継続的に治療を行いましょう。長期的に治療することで治療終了後にも効果が持続すると考えられています。

舌下免疫療法の治療スケジュールと費用

受診(診察・検査・治療説明)

初診時に今までの病状経過や行ってきた治療を確認し、舌下免疫療法について説明を行い、必要に応じて採血検査等を行います。

このため、午前診であれば11時までに、午後診であれば5時半までに来院できるようにご予約をお取り下さい。

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この時に行った検査結果も含めて、舌下免疫療法の適応を判断致します。
このため、初診の日に舌下免疫療法を開始することはありません。

これまでに当院に通院していただいている患者様でも、舌下免疫療法を始めるにあたっての説明(及び検査)を行ってから治療を開始する必要があるため、午前診であれば11時までに、午後診であれば5時半までに来院できるようにご予約をお取り下さい。


舌下免疫治療開始(初回投与日)

1週間後に2回目の受診をして頂き、検査結果含め説明致します。治療適応がある患者様に関しては、舌下免疫療法に同意頂いた上で、舌下免疫療法を開始します。 初回投与時にはアレルギー反応が出ないか院内で30分間観察する必要があるため、午前診であれば11時までに、午後診であれば5時半までに来院して下さい。特に問題なければ、その後は自宅で舌下投与を1日1回行います。


受診(診察)

治療開始1週間後再診して頂き、服薬状況や副作用が無く安全に使用できているかを確認するとともに、薬の量の調整をすることが必要です。


定期受診

その後数回は2週間毎に来院して頂き、経過に問題がなければ、その後は月に1回の通院となります。

※アレルギー体質改善という特殊な治療であり、1ヵ月以上の長期の投薬は行っておりません。


費用

当院は院外処方であり、処方箋を発行いたします。
薬局でのお支払いは1ヶ月分でシダキュア約2000円、ミティキュア約2500円となります。

舌下免疫療法の効果

舌下免疫療法の効果としては、根治出来る方もいらっしゃいますが、基本的には症状を和らげたり、使用する薬を減らすことを目標とする治療法です。

おおよそ、8〜9割の方に効果を認め、2割の人にはとても良く効きますが、逆に1〜2割の方には効果がないと言われています。 効果に関しては通常3~6ヶ月程度で出てきますが、個人差もあり、少なくとも1年以上治療を継続してから効果判定をしています。 このためアレルギー性鼻炎の症状がある方は適切な治療を舌下免疫療法と合わせて行って下さい。ただし、舌下免疫療法は免疫を調整する薬であり、ステロイドという免疫を抑える薬との内服の併用は好ましくありません。(ステロイドの点鼻薬・点眼薬・塗り薬との併用は問題ありません)

舌下免疫療法の治療適応

アレルゲン自然暴露により症状があり、スギまたはダニに対する特異的IgEが陽性である方に治療適応があります。特異的IgEとはアレルギーの指標であり、採血検査にて診断できます。
アレルギー性鼻炎の重症度は関係なく、軽症でも条件に当てはまるケースでは適応があります。また、スギやダニのアレルギー性鼻炎になってからの期間が短い程よい適応であり、より効果が期待できます。

気管支喘息を合併したアレルギー性鼻炎も治療適応ですが、この場合喘息をしっかりとコントロールしてから舌下免疫療法を開始する必要があります。

下記の方には舌下免疫療法を開始できませんので、ご確認ください。

  1. 重い心臓病を合併している
  2. 高血圧でβ遮断薬というタイプの薬を飲んでいる
  3. 重症またはコントロール不良の喘息の持病がある
  4. ステロイドの長期間服用や抗がん剤・免疫抑制剤を使用している
  5. 治療開始時に妊娠している、あるいは授乳中である
  6. 急性感染症にかかっているなど体調が不良である
  7. 自己免疫疾患の合併や既往、または濃厚な家族歴を有する

それではスギ舌下免疫療法とダニ舌下免疫療法を個別にみていきましょう。

スギ舌下免疫療法

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