ぜんそく
喘息は気道が慢性的に炎症を起こすことが原因で生じる疾患です。
「気道の炎症」とは分かりにくい言葉ですが、やけどをイメージするとわかりやすいかと思います。
皮膚がやけどを起こすと、跡になって皮膚が硬くなることがありますね。これが気道に起こるのです。そうすると炎症が続くことで気道の内部の壁が徐々に肥厚して、空気の通り道である気道が狭くなってしまうといわれています。
そして、慢性的にということは「ずっとつづく」ということです。
咳などの症状が治まっても炎症は「ずっとつづいて」いるのです。
つまり、喘息の人の気道は、症状がない時でも常に炎症をおこしています。
そしてこの気道の炎症により、健康な人に比べて刺激に反応しやすい状態になると考えられています。 正常な気道なら何ともないホコリやタバコの煙などのわずかな刺激でも反応してしまうのです。
こういった刺激に一旦反応して炎症が強まると気道が収縮し、空気の通り道である気道が狭くなります。 そしてぜいぜい音や呼吸困難を引き起こします。これをぜんそく発作(または急性増悪)と言います。
チェンジ!ぜんそくホームページから引用
日本では、ぜんそくの患者さんは増えており、全体で約500万人と言われています。 45才以上に発症するケースが増加しており、また75才以上の高齢者のぜんそく有病率は10.9%で他の年代より高く、 ある日突然喘息になることもあります。
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